郡上市の土地売買事例を確認すると、さまざまなエリアで購入をされていることが分かります。
郡上市のエリアで最も坪単価が高いのは「郡上八幡」で、2024年時点の坪単価の総平均(公示地価・基準地価)は177,615円/坪、変動率-0.36%でした。
郡上市の主要駅である郡上八幡の周辺には、「バロー八幡店」「DCMアットホーム 郡上八幡店」などのスーパーやホームセンターに加え、医療施設も充実しているので、比較的住みやすいエリアといえます。そして、駅からほど近い場所には東海北陸自動車道の「郡上八幡IC」があり、交通アクセスがしやすいエリアでもあるため、土地価格が高めといえるでしょう。
美濃白鳥は郡上八幡よりも比較的土地価格が安めで、2024年時点の基準地価の坪単価は、113,057円/坪、変動率-1.72%。
また、大島と北濃の基準地価の坪単価はどちらも4万円以下と、郡上市の中でも相当安い土地価格となっています。
利便性を重視したい方は郡上八幡がおすすめですが、土地価格を抑えて広い土地を購入したい方には、郡上市中心部から離れたエリアがいいでしょう。
参考:国土交通省「
不動産情報ライブラリ」
郡上市の土地価格の相場はどのように推移する?
現在、日本の人口は早くも減少傾向にあり、内閣府の調べによると2048年には1億人を下回ると予想されています。とはいえ、首都圏や都心への人口移転は変わらず続くと予想されるため、都会であればあるほど、土地価格が上昇傾向になるといわれているのです。
一方、首都圏から離れた地域の場合、住んでいた人々が都心部へ移転することで人口が減少し、土地を購入する方も減るため、土地価格は下落が進むといわれています。
そのため、郡上市は名古屋から遠いエリアであるため、将来土地価格が下落傾向になると予想されるでしょう。
反対に、岐阜市や大垣市、多治見市などは名古屋に近く、都心への移動が楽にできるエリアのため、下落率が少ないといえます。
そして、人口減少以外にも金利上昇による土地価格の下落も懸念されているのです。日銀が行ってきた金融緩和政策により、長らくの間、低金利で推移していました。しかし、インフレ抑制のために金利を引き上げる可能性があるのです。
仮に金利が1%上がってしまったら、35年の住宅ローンの場合、15~20%も返済額が増加します。そうすると、住宅や土地を購入しようとする方も減少してしまうため、土地価格はさらに下落すると考えられるでしょう。
>>高山市の土地相場・売買事例・価格の推移について詳しくはこちら!>>下呂市の土地相場・売買事例・価格の推移について詳しくはこちら!
注文住宅を建てるときのポイントとは?
注文住宅を建てるときのポイントとして、平屋と狭小地について解説していきましょう。
平屋を建てるときのポイント
平屋とは居住空間が一階のみの住宅をいいます。そのため、土地の広さが重要となり、最低でも50坪は必要といえるでしょう。ただ、50坪の広い土地を購入できたとしても、土地の隅々まで住宅を建てていいというわけではありません。住宅を建てる際は、法律で決められている建築基準法に従い、建築する必要があります。また、住むエリアによって建築できる家の大きさが異なるので、事前に調べておくことが大切でしょう。
郡上市の人気エリアの郡上八幡周辺に50坪の土地を購入しようとした場合、土地代は900万円以上必要になります。土地価格は住むエリアによって多少の前後はありますが、建物費用を含めて400万円以上あれば、思い描いた理想の平屋を建てられる可能性が高いです。
>>R+house飛騨が建てる理想の平屋について詳しくはこちら!
狭小地に住宅を建てるときのポイント
狭小地とは、土地面積が15~20坪以下の狭くて小さい土地を指します。また、土地面積が小さいだけでなく、台形地や三角地などの不整形地が多く見られるのも特徴の一つ。一般的な長方形や正方形の土地に比べると、価格が安い傾向にあります。そのため、あえて狭小地を選ぶ方も増えてきているのです。
しかし、狭小住宅は横幅を伸ばせないため、地下室や三階建てにして縦に伸ばす工夫が必要です。そのため、一般の住宅よりも建設費用が割高になる可能性があります。
狭小住宅を建てる際は、費用面でのデメリットを理解した上で、どのような工夫を取り入れていくのかを、しっかりプランニングしていくことが重要でしょう。
郡上市で注文住宅を建てる際のおすすめエリア
郡上市八幡町
古くから「奥美濃の小京都」といわれる八幡町は、八幡城の城下町として栄えていた場所。風情ある町並みが魅力で、観光客が多く集まるエリアとして有名です。
老舗の商店が立ち並ぶほか、「バロー八幡店」「DCMアットホーム 郡上八幡店」といったスーパーやホームセンター、病院などもそろっているため、買い物に困ることはありません。利便性を重視したい方におすすめのエリアです。
郡上市白鳥町
郡上市の北部に位置する白鳥町には「白山国立公園」「阿弥陀ヶ滝」「村間ヶ池」「石徹白(いとしろ)大杉」などがあり、自然を感じられるスポットが多くあります。買い物ができる場所が少ないため、利便性はあまりよくありませんが、自然を感じながら暮らしたい方におすすめのエリア。
また、白鳥町には幼稚園から高校までの教育施設がそろっているので、自然の中のびのびと子育てをしたい世代の方にもおすすめです。
参考:環境省HP「
白山国立公園の見どころ」
>>郡上市周辺での土地選びで気を付けたいポイントは?併せてこちらもチェック!
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郡上市の土地相場について解説していきました。風情あふれる町並みや、山と川の自然に囲まれているところが魅力の郡上市。決して都会といえるエリアではないですが、古くから残る町並みと新緑の美しい景観は、郡上市でしか味わえない場所といってもいいでしょう。
R+house飛騨では、住宅に関するお悩み相談を受け付けています。「郡上市で土地を探したいけどよくわからない」「どのくらいの費用が必要?」などなんでもご相談ください。
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