構造計算による耐震等級3が標準仕様
地震大国と言われる日本。多くの地域に断層があり、地震被害が大きくなるリスクがあります。飛騨地域でも、高山・大原断層帯や阿寺断層といった活断層が多く存在しています。
岐阜県では、1990年代から2010年代までで発生した地震の件数は1400件以上。この件数は全国25位。地震が多い岐阜県だからこそ耐震性が十分な家を建てる必要があります。
家を建てる際の基準
耐震等級とは、建物が地震にどれだけ耐えることが出来るかを示したものです。最高ランクである等級3は、消防署や警察署といった災害時に壊れてはいけない建物に匹敵する強度を誇ります。
R+house飛騨ではより厳しい基準で耐震等級3を担保
様々な確認方法がある中、R+house飛騨では、最も厳しく確認され信頼性も高い「許容応力度計算」を全棟必ず行います。最も厳しい審査をクリアした住宅のみをお客様に提供します。
本当に安心できる基準は「許容応力度計算による耐震等級3認定」のみ
耐震等級には3つのパターンの確認方法があります。1つ目は、建築基準法に定められた最低基準の仕様を満たせばいいだけの壁量計算。2つ目は、壁量計算に加え、屋根・床、接合部の倍率を検証する性能評価。3つ目が、最も厳しい許容応力度計算による構造計算。
R+house飛騨は許容応力度計算による耐震等級3の家しか建てません。
壁量計算による耐震等級3≒構造計算による耐震等級2⁉
R+house飛騨がここまで構造計算にこだわるのには理由があります。2022年の10月に長期優良住宅の壁量基準が改定されました。長期優良住宅として認可を受ける場合の条件の一つが、壁量基準です。
これまでは、耐震等級2以上だったのが、改定により耐震等級3となりました。簡易な壁量計算でも耐震等級3が求められるようになったのです。
しかしこの改定、構造計算を行っている場合は、これまで通り耐震等級2で変更無し、という内容もありました。
つまり、壁量計算と構造計算では、同じ等級でも強さが全く違うという判断が下されたのです。
その為、R+house飛騨ではより安心できる構造計算による耐震等級3を全棟標準仕様にしています。
耐震等級3を実現する仕組み
オリジナルのR+パネルで耐震性を確保
R+houseオリジナルパネルR+パネルを採用しています。
木造軸組みにR+パネルを施工するパネル工法で建築していきます。
このR+パネルの壁倍率は2.5倍。2×4(ツーバイフォー)工法と同様の強度を実現しました。パネルで面を支えることが出来るので、かかる力が分散され横からの力にも十分耐えられる強度を誇ります。
木造住宅に適したベタ基礎を採用し、基礎部分も構造計算を実施
家を支える基礎部分は、ベタ基礎を採用しています。木造住宅では、荷重が全体に満遍なく掛かる為、ベタ基礎が適しています。
構造計算により、基礎の構造から計算・指定がされ長期間安心して住まうことが出来る建物を提供します。
基礎について詳しくはこちらのコラムでも解説しています。