暮らしやすさと趣味の充実を両立
ご主人は車、バイク、自転車、ゴルフ、音楽、読書。奥様は手芸、家庭菜園などと多趣味のご夫婦。
以前住んでいたマンションが手狭になったことや、2人目のお子さんが誕生することを機に新居を構えることに。
勉強会や見学会に参加し、真摯な姿勢に共感して家づくりが始まりました。
ご主人のリクエストは、車2台分のインナーガレージと、室内から愛車の眺められる書斎。
おなじく車好きの建築家・中村文典さんは、車の造形を際立たせる黒壁のガレージを設計しました。
「車やバイクの点検がますます楽しくなりました。一番気に入っているのは照明を当てた夜の眺めですね」
とご主人。
家が2軒立ちそうなほど広い敷地のM邸。共働きなのでなるべく家事動線は短く、また家庭菜園や果樹栽培を楽しみたいという要望から、建物をコンパクトにした点も特徴です。
「朝から夫婦で家庭菜園の手入れをするので早起きが楽しみになりました。以前より広々しているので人を招く機会も増えてうれしいですね」と奥様。
多趣味なご夫婦に、“家を楽しむ”という新しい趣味が増えたようです。
車2台を駐車しても余裕のあるインナーガレージ
車やバイク、自転車が趣味のご主人が、メンテナンスを楽しんでいる。
アウトドア用品などを収納するスペースも確保している。
壁と天井は多少の汚れは気にならない黒色の塗装に。シックで大人な雰囲気を演出します。
バイクと自転車専用の出入り口
ガレージには小さな出入り口も。
車をガレージから移動することなく出入りできて便利。
シューズクローゼットへ直接出入りできる動線も確保。外出から帰ってきた際もすぐに家の中へアクセスできるように。
玄関とガレージ、2か所から出入りできるシューズクローゼット
土間のスペースを広くとり、家族四人分の靴や、ゴルフ用品、テニスラケットなど趣味の道具も収納。
リビングの一角に設けた書斎スペース
窓の先に広がるガレージに明かりをつけ、車を眺めるのがご主人の至福の時。
横や背面の棚は所有しているCDや本、雑誌などの高さに合うように設計されている。
家の中心となる南側のリビング
大開口の窓を2面に設置しているため明るい日差しが十分と降り注ぐ。
勾配天井が開放感をもたらし、木の梁がナチュラルな印象やリズム感を生み出している。
キッチンカウンターの下の棚は家族の思い出をかざる場所。
通路としての役割もあるキッチン
システムキッチンと収納棚の間は広めに間隔をとり、通路としての役割も持たせている。
動線を遮ることなく、家族の行き来がスムーズに。
容量たっぷりのファミリークロゼット
奥の壁カラークロスにして明るい雰囲気に。
プライベート空間にあるため扉をつけずにオープンに。廊下の部屋干しスペースから近い点も便利。
ロフトがある寝室
紺色のカラークロスが落ち着く寝室。収納ができる小屋裏も配置。
すっきりとした印象を保てる工夫の一つ。
奥様の趣味である家庭菜園
敷地が広いため、奥様の趣味である家庭菜園を楽しむスペースも十分。
これから果樹を植えたり畑のスペースを広げたりする予定。
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