R+house飛騨が提供する断熱性能 UA値0.34以下の高断熱住宅
断熱性能には、いくつかの基準とそれによる等級が定められています。
R+house飛騨の標準仕様
下呂市・高山市・郡上市ではUA値0.34以下
飛騨市ではUA値0.28以下R+house飛騨の断熱性能はHEAT20のG2基準を標準にしています。これは、下記の断熱等級6と7の間に該当します。UA値でいうと、4地域で0.34・3地域で0.28となります。
断熱性能とUA値について詳しくは、下記コラムで解説しています。
高断熱で快適な家を提供できる理由
R+house飛騨では、高断熱高気密を実現するために工法・建材からこだわります。
最高峰の断熱材『フェノールフォーム断熱材』を標準で使用
R+house飛騨が採用する断熱材は、最高峰の断熱性能を誇るフェノールフォーム。
水分を通しにくい素材でできており、室内で発生する湿気から躯体を守ります。
断熱性能は、熱伝伝導率と呼ばれる数値で表され、フェノールフォームは他の断熱材より非常に優れた数値を記録しています。熱伝導率が低ければ低い程、熱を通しにくくなります。
フェノールフォーム 0.020w/mk
高性能グラスウール 0.034w/mk
ロックウール 0.038w/mk
硬質ウレタン吹付 0.040w/mk
グラスウール 0.042w/mk
さらにR+house飛騨では、フェノールフォームの厚みにもこだわります。
寒い飛騨地域だからこそ、しっかりとした断熱をしなくてはなりません。その為、住宅の部位ごとに十分な厚みを確保します。
外壁部分…フェノールフォーム85㎜+付加断熱30㎜
屋根部分…フェノールフォーム60㎜×2枚重ね貼り
床から寒さの伝わらない『基礎断熱工法』によるベタ基礎工法(ハイストロング工法)
冬の寒さ、夏の暑さは床からもやってきます。家の基礎部分のコンクリートは非常に熱を通しやすい性質を持ちます。その為、基礎部分から断熱をすることで、家の床下から快適な空気環境を作り上げます。
R+house飛騨では、基礎断熱をより高性能な物にすべく、『ハイストロング工法』という基礎工法を標準にしています。
従来のベタ基礎のアップグレードした工法となり、高い断熱性能とメンテナンス、施工のしやすさ、耐久性も確保できる基礎が標準仕様となります。
>>R+house飛騨の基礎『ハイストロング工法』について
冬の暖かさ、結露を防ぐ高性能樹脂窓
R+house飛騨のサッシは、Low-Eガラス「アルゴンガス入り」が標準仕様。
もちろん、オール樹脂の結露リスクを低減した窓を使用します。
Low-E複層ガラスであるYKKAPW330を標準の軸とし、開口部の大きさによって、トリプルガラスへの変更をご提案させて頂き、コスパのよく断熱性能を上げています。
夏でも過ごしやすい環境にするパッシブ設計
日射の厳しい夏季は、断熱性能以上に、日射遮蔽の仕組みが必要になります。
R+house飛騨では、アトリエ建築家によるパッシブ設計を全棟で必ず実施。
一年を通した太陽の動きを設計に反映し、風の流れまでも想定された間取りをご提案致します。
さらに断熱性能を高めるオプションも充実
どこまで断熱性能を求めるのか、どこまで性能に予算を割くのか、お客様の状況と要望によりますが、より高水準の住宅性能をご提案することも可能です。
外付けブラインド『ヴァレーマ』
太陽の熱の7割が窓から入ると言われています。
その為、断熱性能では窓の性能がより重視されています。しかし、カーテンや内付けのブラインドでは、完全に日射熱を遮ることはできません。一度窓ガラスを通過し、室内へと熱が入ってきてしまっているからです。最も効果的なのは、窓の外側で太陽の熱を遮ること。
建築技術の先進国であるドイツ製の外付けブラインド『ヴァレーマ』ならば、より高い断熱性と快適性を手に入れることができます。
R+house飛騨は全棟気密測定を実施 平均実測C値0.17
住宅の気密は「C値」と呼ばれる、床面積1㎡あたりの隙間面積(㎠)を表す指標で示します。
数字が小さいほど隙間の少ない“高気密な家”になります。
気密性が低いと隙間風に阻まれ、換気をしても新鮮な空気を入れ替えることができません。R+house飛騨では、汚れた空気を室内に停滞させないよう、高い気密性のもと、確実で効率的な換気を行います。
高気密にこだわる理由
現在の日本には、気密性に対する基準がありません。ですが、UA値と同じくらいC値というものが重要だと私たちは考えています。その理由は、
設計時の断熱性能が担保されるから
より健康に暮らすことができるから
ランニングコストを抑えられるから
です。
断熱性能のUA値は、C値が0であった場合の数値です。
気密性が悪ければ、実質の断熱性能は落ちてしまいます。
設計段階で決められた断熱性能を確保する正確な工事が出来たかを、気密測定をして確かめることができます。
隙間が無いということは、隙間風に乗って空気中のチリや花粉が家の中に入らない、ということになります。
高い断熱性能を担保することが出来れば、その後の生活では、光熱費が掛からない快適な生活を送ることが出来るのです。また、健康な状態が続くことで医療費の削減効果も期待できます。
気密性についてより詳しくは、下記のコラムで解説しています。
家づくりコラム「気密性能の基準と推奨するレベルはどこ? C値について」
気密性が高いからこそできる「計画換気」
家全体の気密性能を高めれば、空気の通り道をしっかり確保することができます。
常に新鮮な空気を取り込み、それを余すことなく家全体へ供給。そして、汚れた空気や湿気を含んだ空気をしっかりと排気することが可能です。
天気の良い日など窓を開ければ、しっかりと風が抜けるので心地良い風の中生活できます。
R+house飛騨はダクトレス式第一種換気を標準搭載
住む方が健康であって欲しいから、そういった想いのもと当社ではダクトレス式の一種換気システムを採用しました。
ダクトレス換気システム:マーベックス「澄家」
澄家の特徴
PM2.5もカットする優れた空気清浄機能
外部に設置されているフィルターで、ごみや虫はもちろん、花粉やPM2.5も完全にシャットアウト。カバーを外すだけで簡単にお手入れが出来るため、フィルターが汚れ続ける、ということはありません。常に新鮮な空気を供給します。
ダクトレス吸気・ダクト式排気
フィルターを通ったきれいな空気はその後、熱交換機器へと送られます。そこからはダクト無しで各居室へと空気が供給されていきます。そして、汚れた空気はダクトを通って排気されます。屋外にフィルターがあることにより、熱交換機までのダクトが汚れることはありません。そして、排気のみをダクト式にすることで床下などのダクトスペースを最小限にすることができます。
気流を考えた換気経路の設置
排気経路は床につきます。CO2やほこり、匂いは下にたまる性質があります。壁面に排気口をつけると、床面にあるほこりや花粉、匂いを巻き上げることになるので健康被害につながる恐れがあります。トイレの匂いも、排気口が床にあることで気にならなくなります。
メンテナンスや修理が簡単
澄家はメンテナンス性も優れています。フィルターは屋外設置。熱交換器やモーターが一ヶ所に集中しており、床に澄家用の点検口を設ければ機器の交換もそこからできます。排気口も床面にある為、高所に比べ掃除の手間が軽減されます。