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気密性能の基準と推奨するレベルはどこ? C値について

家づくりノウハウ
公開日:2022.08.31
最終更新日:2024.01.17
R+house飛騨の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2022.08.31
最終更新日:2024.01.17

気密性能の基準と推奨するレベルはどこ? C値について

見出し画像、製図する人
気密性能の基準と推奨するレベルはどこ? C値について
高断熱高気密住宅で欠かせない「高気密」についてのお話しです。
「高断熱は分かるけど高気密ってどういうこと?」
「高気密だとどんなメリットがあるの?」
「断熱等級みたいに基準はあるのか」
家の性能に欠かせない気密性能「C値」(シー値)について解説していきます。

目 次

断熱性能だけでは十分といえない理由

世の中は高断熱が大事と声高にしていますが、高断熱だけでは十分とは言えません。気密性能が低い家には様々な問題が発生します。
住宅や住まう人の健康に直結する性能となるので、R+house飛騨では、気密性能にも力を入れています。
R+house飛騨の強み【飛騨地域に気候にマッチした高性能住宅】

それでは、気密性能が不足するとどのような問題が起こるのでしょうか?

その① 断熱性能が落ちる

断熱性能の話で魔法瓶を例に出しましたが、ここでも魔法瓶に登場してもらいましょう。中の飲み物の温度を保つ魔法瓶ですが、蓋がしっかりしまっていなかったらどうなるでしょう。…もうお分かりですね?どれだけ断熱性能が高くても隙間が存在していてはそこから熱が伝わってしまいます。ひどい場合だと隙間風により家の中が寒くなってしまったり、夏はエアコンの風が隙間から逃げてしまったり…。
数値上のUA値が良くても気密性能が悪ければせっかくの高断熱も意味がないのです。

その② 雨漏りのリスクがある

雨の中傘をさす画像

気密性能が低い=家に隙間が多いということです。隙間からは空気の他に水も入ってきます。「そうはいっても小さい隙間からそんなに水って入るの?」と思うかもしれません。でも逆なのです。小さな隙間だから水が入って来やすいのです(毛細管現象) 雨漏りの原因も屋根だけではなく、サッシ周りや外壁からのほうが多かったりします。 

その③ 換気が適切に行われない 

隙間が多いと空気がそこから漏れてしまい想定外の空気の通り道ができてしまいます。その結果、適切に換気が行われずいつまでたっても空気が入れ替わらない空間が出来上がります。C値が1.0を超えると、適切に換気ができなくなるといわれています。換気にも一種から三種とありますがどんな換気システムを使っても気密性能が低ければ意味がありません。 

その④ 結露の発生⇒シロアリ被害

この二つはセットで考えるほうが分かりやすいと思います。家に隙間があり、そこから熱が出入りするということは、温度変化による結露につながります。この場合の結露の発生場所は壁の中になります。いわゆる壁体内結露と呼ばれる現象です。木造住宅の場合、結露の湿気により構造材の木が腐っていきます。そして腐った木というのはシロアリの大好物でもあります…

C値っていったいなに?

気密性能を表す数値をC値(シー値)と言います。これは家の大きさに対してどのくらいの隙間があるのかを計測した数値です。家全体の隙間を測定し、その隙間量を床面積で割って算出します(数式は細かいので割愛します)。下はそれぞれC値0.2・5・20の時の隙間量イメージです。0.2だと家全体の隙間量は消しゴム2個分しかありません。しかし、5や20となってくると家全体の隙間量は非常に大きくなります。この隙間から空気が侵入し家の空気を冷やしてしまうのです。
気密C値を図解した画像

気密性能の基準は?

断熱は省エネ基準やZEH、HEAT20といった基準がありました。しかし、C値の基準値というものは存在しません。高気密住宅が大事と言われていますが。どこからが高気密なのかの定義すらないのです。過去の省エネ基準(平成11年基準)ではC値の基準は存在していました。しかし、平成25年の改正でC値についての基準は削除されています…。不思議ですね。撤廃の理由も「住宅メーカー各社の施工精度の向上により一定の気密性能が担保できるようになったから」とされています。しかし、撤廃前の基準C値は5.0以下(寒冷地は2.0以下)という低いハードルでした。
本当に当時の基準は意味があったんでしょうか?
森の中で毛布に包まる犬
ちなみに、大手ハウスメーカーの多くが鉄骨住宅を提供していますが、鉄骨住宅の性質上C値は良くても2.0程度です。なにか裏を感じますね…。

気密性能はどこまで求めるべき?

まず大前提として気密性能C値は1.0以下が必須です。その上でR+house飛騨では0.5以下を推奨しています。
 
気密性能基準の図です。撤廃された旧省エネ基準はC値5.0が基準でした。R+house飛騨ではC0.5を標準にしています。
0.7以下であれば強風吹き荒れる地域でも隙間風は入らなくなり熱損失を抑えられます。0.5以下であれば一年通して換気による湿度のコントロールが上手くいきます。0.5より劣っている場合、計画から外れた漏気や換気が起こり湿度コントロールが上手くいきません。換気や断熱性、施工の手間のかけ方を考えると0.5以下が飛騨地域では良いでしょう。

どうやってC値は出しているの?

気密性能は現場で実際に測定しなければ出すことができません。専用の測定器を用いて気密測定技能士が測定をします。
↓気密測定時の風景
気密測定時の測定風景
気密性能が良いということは、施工精度が高いということにつながります。施工が雑だったら隙間だらけになり気密性能が下がります。家づくりのプロなら当然精度にこだわって建てますが、その精度を数値として可視化できるのが気密測定となります。
気密測定の結果です。C値は0.1。最高の結果が出ました。

高気密住宅のデメリット 必ず換気とセットで考えよう

ここまで高気密(R+houseでは1.0以下)のメリットをご紹介してきました。しかし、どんなものにもデメリットが存在します。高気密のデメリットとその解決方法を解説します。 

その① 睡眠の質が落ちる
布団で眠る猫の画像

家に隙間が無いので空気中の二酸化炭素がどんどん増えていきます。その結果、酸素が薄い状態で寝ることになります。酸素カプセルと逆のことを行っている中で眠って疲労が取れるのか……

その② アレルギー疾患のリスクが上がる

空気が淀むためハウスダストが溜まり続けます。ダニの繁殖や花粉の滞留の原因にもなります。その結果、アレルギー、呼吸器系の疾患になりやすいです。
床に落ちたマスク

デメリットの解消方法

しかし!上記2つのデメリットは適切な換気システムを使えば解消することができます。高気密住宅を考える時は必ず換気システムも一緒に考える必要があります。換気システムがしっかり機能する家ならば高気密でもまったく問題は起こりません。それどころか効率的に換気できることにより快適に健康に暮らすことが可能になります。

まとめ 【下呂市・高山市・飛騨市・郡上市で高性能な家を手に入れるには】

白い壁と木目の床の清潔感のあるキッチン&ダイニング
高性能住宅の気密性能について解説してきました。 
・住宅の気密性能の推奨値はC値0.5以下。
・C値は気密測定をしないと出すことができない。
・気密測定をするということは施工精度を担保することにもつながる。
・高気密だけではなく、適切な換気システムも必ずセットで考えること。
この4つが大切です。

R+house飛騨の強み【飛騨地域に気候にマッチした高性能住宅】

断熱性能、気密性能、換気がしっかりしていない家では、長く快適に過ごすことが出来ません。住宅会社選びでは、それぞれの性能についてその会社がどこまでしっかり取り組んでいるのかを知ることが重要です。

家づくりを考えている方向けの、勉強会も行っております。一対多のセミナー形式で、住宅会社の選び方や性能の判断基準、優れた設計士の選び方など家づくりに役立つ知識を発信しています。各市で定期的に開催していますので、是非ご参加ください。
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#省エネ住宅 #家づくりの基礎知識 #性能

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