程よい距離感を保った間取り、暮らしぶりを反映した大人のデザイン
この家には、大学で準教授を務めるKさん、高齢の義父母、成人されたご長男が暮らしています。
大人同士の家族のために、それぞれがプライバシーを保てることが重視されました。
サニタリーやLDKの近くにはご両親の部屋を。Kさんはの寝室は一番奥まった場所に。ご長男の部屋は2階に。
程よく距離を保ちながら、一緒に朝ご飯を食べるダイニングが要になります。
Kさんは友人・知人や教え子たちを自宅に招く機会が多く、ホームパーティを意識した間取りにもなっています。
玄関を入ってすぐにLDKが広がり、ウッドデッキは開放的な前庭側と、部屋に囲まれた中庭タイプの2つ。
リビングとデッキを開放すれば、来客は様々な場所でくつろぐことができます。
隣地には、同じ建築家さんの設計で次男一家の家が建つ予定。
そちら側には窓を少なくして中庭を設け、2軒が互いにプライバシーを確保しつつ交流を保てるという構想。
Kさんを軸にした、大きな家族の将来像が描かれています。