程よい距離感を保った間取り、暮らしぶりを反映した大人のデザイン
この家には、大学で準教授を務めるKさん、高齢の義父母、成人されたご長男が暮らしています。
大人同士の家族のために、それぞれがプライバシーを保てることが重視されました。
サニタリーやLDKの近くにはご両親の部屋を。Kさんはの寝室は一番奥まった場所に。ご長男の部屋は2階に。
程よく距離を保ちながら、一緒に朝ご飯を食べるダイニングが要になります。
Kさんは友人・知人や教え子たちを自宅に招く機会が多く、ホームパーティを意識した間取りにもなっています。
玄関を入ってすぐにLDKが広がり、ウッドデッキは開放的な前庭側と、部屋に囲まれた中庭タイプの2つ。
リビングとデッキを開放すれば、来客は様々な場所でくつろぐことができます。
隣地には、同じ建築家さんの設計で次男一家の家が建つ予定。
そちら側には窓を少なくして中庭を設け、2軒が互いにプライバシーを確保しつつ交流を保てるという構想。
Kさんを軸にした、大きな家族の将来像が描かれています。
アジアンリゾートの雰囲気漂うリビングダイニング
玄関や階段室を取り入れたリビングダイニング。
キッチンは来客に雑然とした様子を見せないよう個室化。
シースルー階段の下を利用したワークスペース
正面に小窓があり手元が明るく作業しやすい。
シースルー階段なので圧迫感のない空間。
ゆったりとした傾斜天井に覆われた伸びやかなLDK
天井にレッドシダーを張ったことで落ち着きのあるリラックス感が生まれた。
テレビの後ろの間接照明とアクセントウォールがおしゃれ。
リビングの一角にあるバーコーナー
スポット照明やモザイクタイルでムーディ二。下はワインセラーを置いている。
アクセントカラーの赤を添えたキッチン
個室感がありつつ正面の窓でダイニングとのコミュニケーションもとりやすい。
壁のモザイクタイルも鮮やか。
コレクションを並べられる造作オープン棚
ダイニングには、酒瓶や酒器のコレクションを並べられるオープン棚を造作。
客人がそれぞれ好きな酒器のセレクトを楽しめる。
中庭型ウッドデッキ
部屋に囲まれているのでプライバシーが守られる。
屋外用の家具を置いたので利用しやすい。
寝室のプライバシーを守りつつ開放感を持たせた。
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