注文住宅でこだわりたいポイント
まずは、注文住宅を建てるうえでこだわりたいポイントをご紹介します。
家事動線
注文住宅を建てるにあたって重視したいのが家事動線。どのようにプランニングすれば、効率よく快適に、空間を利用できるかを考える必要があります。キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどの水回りは、近くに固めて行き来しやすくすると、家事効率が良くなります。洗濯は干す場所とタオルや服をしまう場所の位置関係も重要です。家事の流れをイメージして、自分に合ったこだわりの間取りにしましょう。
>>参考コラム:【高山市周辺】注文住宅は“りんご型”の間取りがおすすめ!ポイントと施工事例を紹介
収納
注文住宅では、収納にこだわりたいという方も多いでしょう。収納には、家族の服を一か所に収納する「ファミリークローゼット」や、靴だけでなくアウトドア用品なども収納できる「シューズクローク」、家電や食材をたっぷり収納できる「パントリー」などがあります。収納したいものと生活動線をイメージしながら計画することがポイントです。
性能
注文住宅で安心して快適に生活するためには、断熱性、気密性、耐震性、遮音性などにもこだわりたいところ。建物の性能が一定のレベルをクリアしている「長期優良住宅」の認定を受ければ、税金の優遇なども受けられます。省エネ性能の高いZEH住宅なら補助金制度もあるので、将来を見越して検討するのもおすすめです。
>>参考コラム:高山市周辺で注文住宅を建てる際に必要な耐震性能とは?災害リスクも解説
プライベート空間
「在宅勤務がある」「一人のスペースを確保したい」「将来的に子ども部屋が欲しい」という方は、プライベート空間のある間取りにこだわりましょう。書斎・勉強コーナーを家のどこかにつくっておくと重宝します。スキップフロアをつくると、家族の気配を感じながらプライベート空間を確保できるでしょう。子どもが小さいため、今は子ども部屋はいらないという場合は、後から区切れるよう広い部屋をつくっておくと安心です。
こだわりがあっても予算は抑えたい!コストダウンのポイントは?
ここでは、こだわりの注文住宅を予算内で叶える方法をご紹介します。
ドアの枚数や壁の量を減らす
注文住宅は、部屋数を少なくすることで、ドアや壁材、クロスにかかるコストを削減することができます。空間としては壁で区切っていてもドアを使わずに区切る、子ども部屋を後から分割する想定にして、最初は一つの大部屋にしておくことで、壁を減らす、といった工夫が代表的です。
それ以外では、クローゼットの扉を無くしてカーテンにする、といった方法も有効です。
水回りを近くにまとめる
キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどの水回りの設備は、近くに配置すると予算を押さえられます。水回りが分散すると配管が複雑になるため、コストが余計にかかってしまうからです。
平屋の場合なら、水回りをなるべく近くにする。2階建てでも、1階のキッチンやお風呂の真上にトイレを配置する、など少しでも配管を短くする工夫ができます。
2階建の家を建てる際に、各フロアにトイレをつくるのは、コストがかかるためおすすめできません。絶対に必要でないなら、トイレは一階のみにしておくとよいでしょう。
収納を一か所に
注文住宅を建てるなら、収納スペースを充実させたいという方も多いでしょう。しかし、収納スペースを各部屋に作ると、ドアや扉の数が増え材料費や施工費がかさんでしまいます。小さな収納スペースをたくさんつくるより、面積を広くして一か所にまとめたほうが予算を抑えることができるでしょう。
>>参考コラム:注文住宅で後悔した失敗例5選!岐阜県飛騨エリアで性能が高い家づくりのポイントとは
ランニングコストを踏まえた予算設定をする
初期費用が高いと感じる場合でも、住宅性能やアフターサービスがしっかりしていれば、ランニングコストは下げられます。予算内で理想の注文住宅を建てられても、住み心地が悪いと意味がありません。高山市・下呂市・飛騨市・郡上市エリアは、寒冷地がゆえに光熱費が高くなることもあります。しっかり、ランニングコストまで念頭において予算を組みましょう。
R+house飛騨では、土地の自然環境に合わせた設計で、快適で省エネな暮らしを実現します。
>>参考コラム:高山市・飛騨市の注文住宅の維持費は?必要な維持費用と家づくりのタイミングでできる対策
こだわりの注文住宅を実現するコツ
最後に、こだわりの注文住宅を実現するコツを4つご紹介します。
ライフスタイルに合うか見極める
どんなにおしゃれな注文住宅でも、ライフスタイルに合わなければ、後悔することになります。「残業や夜勤などで生活時間が違う家族はいるか」「洗濯物は部屋干しにするか」など、住んだときの生活を想像し、生活習慣に合わせた間取りに設計すれば、住みやすい家になります。暮らしにくい家にならないようライフスタイルに合っているかどうかをしっかり見極めることが大切です。
優先順位を決める
注文住宅は、決めなくてはならない内容が多いため、優先順位を決めていくことが大切です。最初に予算を決め、建てたい家はどういう家かを考え、残った予算で土地選び、と定めていきましょう。夢のマイホームは、こだわりたいポイントもたくさんあると思いますが、全てを盛り込んでしまうと予算オーバーになってしまいがちです。
優先順位を決める際には、妥協できるポイントを決めるのも、一つの手です。
また、予算を考える段階で建物の金額以外にこだわりポイントを叶えるための追加予算も考えておくとよいでしょう。
R+house飛騨では、無理のない予算でお客様にとってベストな住まいをご提案しています。オプションでよりこだわったお家づくりをしたい場合も、無理のない資金計画をお客様と立て、余剰予算をお客様と同意を得たうえで家づくりを進めていきます。
目に見えない部分にこだわる
注文住宅を建てるときデザインや見た目でこだわりたい部分は、はっきりしているという方も多いでしょう。しかし、実は意識的に目に見えない部分にもこだわることが大切です。暖かい・涼しいといった室内の快適さ、光の取り入れ方や風の入り方、音や熱の伝わり方、窓からの眺めや外からの視線などです。目に見えない部分にこだわると、住んでから後悔しない快適な家になるでしょう。
R+house飛騨では、周辺の住居の窓の位置なども把握し、プライバシーを守りつつ光を取り込めるアイデアで、高性能で快適な家づくりをお手伝いします。
住宅会社をしっかり選ぶ
こだわりの注文住宅を実現するには、ヒアリング力と提案力のある住宅会社を選ぶことが重要です。とくにこだわりたい部分や家族の要望などを、しっかり住宅会社に伝えましょう。要望を元に、生活動線や収納量だけでなく、温熱や光の取り入れ方、風の入り方、外からの視線などにきちんと配慮して設計してもらえるはずです。予算とのバランスを考えながら、理想の注文住宅を叶えてくれる住宅会社を選びましょう。
>>参考コラム:岐阜県で注文住宅を建築家とつくるメリット・デメリット
高山市・下呂市・飛騨市・郡上市でこだわりの注文住宅を建てるならR+house飛騨へ
注文住宅でこだわりたいポイントや、こだわる際の予算の抑え方、実現するコツをご紹介しました。R+house飛騨では、建築家とともに丁寧なヒアリングをすることにより、お客様のライフスタイル、こだわりをしっかり引き出し、土地の個性に合わせた家づくりを提案します。また、そのこだわりを叶えるのに無理がないよう、予算とのバランスを考えながら家づくりをサポートします。高山市・下呂市・飛騨市・郡上市でマイホームを建てたいとお考えの方は、是非一度お問い合わせください。