高山市における自然環境の特徴

市内には、市の中心地域で川上川と合流して飛騨市にも通じている宮川、国道361号線沿いに流れる飛騨川をはじめとした河川があります。海には面していないので津波の心配はありませんが、大雨による河川の氾濫や土砂崩れには注意が必要です。
高山市の水害発生リスクが高い場所・過去の災害事例
高山市役所が公開しているハザードマップを参考に、高山市の水害発生リスクが高い場所をまとめました。過去に発生した災害事例も確認しておきましょう。
宮川流域(上枝駅周辺)
高山市の中心地域から飛騨市内にまで流れている宮川。水質が良好であり、高山駅周辺をはじめとした市街地エリアでの生活に欠かせない水源です。
高山駅から1駅北にある上枝駅周辺までの地域には、0.5m以上浸水する可能性があるエリアが続いています。宮川により近い地点であれば、5~10mの浸水が予想される場所もあるので注意が必要です。
高山市との境にある飛騨市古川町の宮川沿いでは、1999年に起こった洪水で床下・床上浸水の被害が記録されています。2004年には、古川町に隣接している高山市国府町でも浸水被害が発生。今後も、同様の被害を受けないために対策をとっておく必要があるでしょう。
高山駅から1駅北にある上枝駅周辺までの地域には、0.5m以上浸水する可能性があるエリアが続いています。宮川により近い地点であれば、5~10mの浸水が予想される場所もあるので注意が必要です。
高山市との境にある飛騨市古川町の宮川沿いでは、1999年に起こった洪水で床下・床上浸水の被害が記録されています。2004年には、古川町に隣接している高山市国府町でも浸水被害が発生。今後も、同様の被害を受けないために対策をとっておく必要があるでしょう。
川上川流域(冬頭町・下林町・清見町)
宮川に合流する河川である川上川。宮川と同様に水質は良好です。川沿いの地域は、広く0.5m以上浸水するエリアに指定されています。中でも、冬頭町・下林町・清見町をはじめとした地域は、5~10mの浸水が予想されている範囲も広いため気をつけておかなければなりません。
清見町では、2014年に起こった高山豪雨で土砂流出や橋梁流失、路側決壊といった被害を受けています。川上川沿いの地域に住宅を建てるなら、十分な水害対策を行っておきましょう。
清見町では、2014年に起こった高山豪雨で土砂流出や橋梁流失、路側決壊といった被害を受けています。川上川沿いの地域に住宅を建てるなら、十分な水害対策を行っておきましょう。
飛騨川流域(久々野の無数河川合流地点)・青屋川
飛騨川は、簡易的な浄水操作で飲み水にできるほどの非常に水質が高い河川です。浸水想定もあまり高くない地点が多くなっていますが、久々野の無数河川との合流地点では5~10mの浸水も警戒しておく必要があります。
飛騨川に合流する青屋川の川沿い地域も、想定されている浸水の高さが高いエリアが多いので注意が必要です。
参考:高山市HP「高山市ハザードマップ」
>>下呂市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
>>飛騨市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
>>郡上市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
飛騨川に合流する青屋川の川沿い地域も、想定されている浸水の高さが高いエリアが多いので注意が必要です。
参考:高山市HP「高山市ハザードマップ」
>>下呂市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
>>飛騨市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
>>郡上市で水害・地震リスクの高いエリアは?詳しくはこちら!
高山市の水害発生リスクが低い高台の場所は?

川上川周辺であれば、匠ヶ丘町が川沿いから少し離れた場所にあります。国道158号線沿いに位置している緑ヶ丘町も河川の氾濫による被害を受けにくいでしょう。
飛騨川沿いにある久々野地域では、久々野駅にも近い久々野小学校周辺が浸水予想区域に入っていないエリアです。国道361号線沿いの飛騨川周辺地域であれば、青屋川より手前の久々野町小屋名、朝日町万石付近が水害を受けにくくなっています。ただし、山沿いに位置しているため、土砂災害には警戒しておきましょう。
水害に強い家づくりのポイント

少しでも浸水する可能性がある場所であれば、建物に水害対策を施しておくことが大切です。1階を駐車場にして、居住スペースを2階以上に設けるといった対策ができます。盛り土でかさ上げして、敷地全体を高くしておいてもいいでしょう。住宅を建てる前にどの程度の危険性があるのか確かめておくことで、水害に強い家づくりが実現します。
高山市で受けられる補償

「令和2年7月豪雨」が起こった際には、住宅が準半壊や半壊、大規模半壊してしまった方を対象に、応急修理費用の一部を市が負担する制度が適用されていました。具体的な費用負担の限度額は、準半壊した場合が1世帯につき最大30万円、半壊や大規模半壊した場合が1世帯につき最大59.5万円。災害が発生して住宅が被害を受けたときでも、引き続き高山市に住めるような支援が行われています。
参考:高山市HP「災害救助法に基づく被災住宅の応急修理への支援について」
参考:高山市HP「災害援護資金の貸付の概要」
参考:高山市HP「「高山市被災者生活・住宅再建支援金支給」について」
参考:高山市HP「災害救助法に基づく被災住宅の応急修理への支援について」
参考:高山市HP「災害援護資金の貸付の概要」
参考:高山市HP「「高山市被災者生活・住宅再建支援金支給」について」
高山市の注文住宅におすすめのエリア

水害が起こりにくく住みやすい注文住宅におすすめのエリアをご紹介しましょう。
高山駅周辺
高山駅周辺エリアは、広範囲が浸水想定区域に含まれていません。高山市役所や総合福祉センター、高山市民文化会館など指定避難場所も数多くあるため、万が一の災害時にも安心です。高山駅から飛騨市や下呂市をはじめとした各地へのアクセスもしやすくなっています。
「ファミリーマート」や「セブンイレブン」などのコンビニエンスストア、「マクドナルド」をはじめとした飲食店も多く点在しているため、生活もしやすいでしょう。
「ファミリーマート」や「セブンイレブン」などのコンビニエンスストア、「マクドナルド」をはじめとした飲食店も多く点在しているため、生活もしやすいでしょう。
中山町・匠ヶ丘町・緑ヶ丘町
川上川と苔川のあいだに位置している中山町・匠ヶ丘町・緑ヶ丘町といった地域は、水害発生リスクが少ない高台にある地域です。どのエリアも高山駅から車で10分圏内の距離にある地域であり、交通や買い物、外食の利便性も高くなっています。安全性と利便性を兼ね備えた地域といえるでしょう。
>>高山市の土地価格相場・価格推移の見込みについてはこちらをチェック!
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高山市にマイホームを建てるなら「R+house飛騨」へ!

>>高山市の自然環境に適した高性能住宅「R+house」について詳しくはこちら!
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