岐阜県で住宅ローンを借りるなら?
岐阜県で住宅ローンを検討しているなら、どの金融機関がいいのか悩むところです。地銀や信用金庫の住宅ローンについてご紹介します。
岐阜県を含む東海エリアでのシェアNo.1|十六銀行
十六銀行は、岐阜県を含む東海エリアで住宅ローンシェアが最大の銀行です。創業は明治10年と歴史は古く、高山住宅ローンセンターもあり、土日祝も店舗で相談することができます。また、十六銀行の教育ローンやマイカーローンを利用している人は、住宅ローンの利用によりどちらも金利を引き下げることが可能です(住宅ローン利用による金利の引き下げは、教育ローン年▲0.3%、マイカーローン年▲0.4% ※2024年9月現在)。ローンを借りている、今後予定があるという人にもいいでしょう。リフォーム向けの各種ローンも用意されています。
【十六銀行の住宅ローン商品】
・じゅうろく住宅ローン…変動金利と固定金利を選択できる
・機構提携型住宅ローン フラット35…返済計画が立てやすい
・無担保住宅ローン(サポートプラン)…家具・家電の購入など幅広い用途で使える
参考:十六銀行「住宅ローン」
住宅ローンの種類が豊富|大垣共立銀行
大垣共立銀行、通称OKBは、岐阜県大垣市に本店を置き展開している地方銀行です。土日祝でも相談窓口があるローンプラザのほか、好きな場所で相談可能な住宅ローン出張サービスなどもあります。返済元金が10万円以上であれば、月1回までは繰り上げ手数料が無料。団体信用生命保険が充実しているのも特徴です。
【大垣共立銀行の住宅ローン商品】
・フットワーク…変動金利と固定金利選択型(3年、5年、10年)から選べる
・連帯債務型「ツヴァイ」…親子や夫婦で利用できる
・住み替え専用プラン…家の買い替えを検討中だけどローンが残る方向け
・定借専用プラン…定期借地権付住宅の購入で利用可能
・フラット35(機構買取型)…返済計画が立てやすい
・フラット50(機構買取型)…借入期間が50年と長い
・住宅融資保険付きリバースモーゲージ型住宅ローン…満60歳以上向け
参考:大垣共立銀行「住宅ローン」
地域密着型金融機関|高山信用金庫
岐阜県高山市、下呂市、白川町を拠点にしているのが高山信用金庫です。住宅ローンの相談はWebでも受け付けているので、なかなか足を運ぶ時間が取れない人にもいいでしょう。なお、本申込は店頭受付のみとなっており、Webでの申込はできません。
高山信用金庫の住宅ローン商品
・たかしんマイホームローン…変動金利と固定金利選択型から選べる
・住宅ローンネクスト…たかしんマイホームローンよりも融資限度額が多い
・無担保住宅ローン…無担保で借入できる
参考:高山信用金庫「住宅ローン」
実際の返済額はどのくらい?シミュレーションしてみよう
住宅ローンで気になるのは、実際どのくらいの返済額になるのかという点です。
総額と月々の支払が、ローンの借り方でどう変わるのかをまとめました。
金利は、2023年1月時点の高山信用金庫のものを参照しています。
借入額は同じですが、金利の選択とボーナス払いの有無でおよそ4万円近くも差が出ています。非常に大きい額ですね。
固定金利は、35年間金利の変動がありませんが、月の支払額が高くなります。ですが、35年間ずっと月々の支払額は変わらない為、返済計画は立てやすいというメリットがあります。
一方、変動金利は金利が低く設定されているため、毎月の返済額を抑えることができます。しかし、金利の変動幅によって返済額が変化していきます。返済計画には、ローンの借り換えなども考える必要があります。
ボーナス返済を加えることにより月々の返済額を抑えることも可能になります。ですが、ボーナスは不安定な収入となりますので、どこまで含めるのかは要件等です。ボーナス全額をローン支払いに回すのではなく、一部を返済に回すといったような計画をお勧めします。
金融機関の選択や、団信のかけ方によっても月々の支払額は変わります。
どの金融機関で住宅ローンを申込するのがいいか、どういう支払い方法にするのが一番メリットがあるのか、しっかり検討する必要があるでしょう。
住宅ローンについての基礎知識を押さえよう
居住のための土地、建物を担保に借入するのが住宅ローンです。銀行ローンもしくはフラット35のどちらかを利用する人が多いよう。銀行ローンの場合は、金利や保証料、取扱手数料や付随するサービスなど、金融機関がそれぞれサービスを展開しています。審査基準や借入要件も金融機関ごとにそれぞれで、審査に通るかどうかは申し込みしてみないとわかりません。
<住宅ローンを手続きする際の流れ>
事前審査
住宅ローンの申込者が、住宅ローンを組むための基準を満たしているかを、金融機関が確認する審査です。通常3日~4日掛かります。金融機関によっては、WEBで審査が行える場合があり、その場合半日で結果が出ることもあります。
本審査
事前審査より細かく審査され、提出する書類も多くなるため1週間~2週間ほど掛かります。
金銭消費貸借契約
金消契約とも呼ばれます。住宅ローンの借り入れ条件など重要な項目が関わってくる契約です。
融資実行
住宅の引き渡し日に融資が実行されます。ここから住宅ローンの支払いがスタートします。
団体信用生命保険
住宅ローンを利用するためには、団体信用生命保険(団信)への加入が必要です。団信とは、住宅ローンを返済している間の万が一に備えるもので、一家の大黒柱が事故に遭ってしまうなどで支払いができない状態になったとしても、遺族に住宅ローンが残りません。持病がある、直近の手術歴があるなど、団信への加入が断られてしまうと、住宅ローンの利用ができないこともあります。団信の補償内容は金融機関によりさまざまです。現在加入している生命保険の補償内容によっては、手厚い内容でなくてもいいかもしれません。後々補償内容で後悔しないよう、加入の際にはしっかり検討する必要があるでしょう。
住宅ローンはどこまで含められる?頭金はなしでもいいの?
住宅ローンにまつわるよくある疑問を解消していきましょう。
住宅ローンに含まれる項目とは
住宅を建てるにあたり、さまざまな費用が必要になります。どこまで住宅ローンに含めることができるのかは、重要なポイントになるでしょう。住宅ローンに含められるものと含められないものは以下の通りです。
<住宅ローンに含められるもの>
・土地取得費用…住宅を建てる為の、土地購入費用
・工事費用…住宅そのものを建てる工事の費用
・設計管理費…構造などの設計、現場管理費用など
・オプション費用…標準仕様外のグレードアップ費用や外構工事、太陽光パネル設置費用等
・契約の際の各種印紙税…契約の額によって異なります
・住宅ローンを借りる際の諸経費…保証会社に支払う保証料や事務手数料など
・火災保険料…金融機関のおすすめのものか自身で選択し加入する
・仲介手数料…土地購入や中古物件購入の場合、仲介業者に支払う手数料
<住宅ローンに含められないもの>
・住宅の不動産取得税
・固定資産税、都市計画税(中古物件)
・引越し代
・家具や家電
基本的に物件に関わる費用は住宅ローンに含めることができますが、ある程度の自己資金も必要です。とくに引っ越し代や家具、家電などは額が大きくなる傾向にあるでしょう。ただし、最近では家具や家電、引越し代などを住宅ローンに含めることができる住宅ローンもあります。実際に含められるかどうかは金融機関への確認が必要です。住宅ローン商品説明書の中にある、資金使途という項目がどこまで対応しているのかを把握しておきましょう。
頭金は用意しておくべき?
住宅ローンを申し込みする際、一般的には住宅購入価格の20%を目安に頭金を用意するといいと言われています。頭金なしで申し込みできる住宅ローンもありますが、金利が高くなったり利息が増えたりして、返済総額が高くなることも。ただ、例えば4,000万円の住宅ローンを組む場合20%の頭金は800万円とかなり高額です。現在の金利状況等も鑑みると、自己資金を貯めるために時間を費やすよりも、できるだけ早く融資を受けてお家を建てたほうがお得になる傾向が高いです。現時点で家づくりを検討している場合は、まずは工務店やハウスメーカーの担当者へ相談し、今後の資金についても一緒に計画できると良いでしょう。
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