子どもを見守り育むナチュラルな室内
「リビングが庭とつながる家」という要望の元作られたお家。
大きな窓をたくさん設けなくても、窓辺の天井を低めにすることで視線を外へといざない、
ウッドデッキへ出てみようという気持ちにさせる開放的で庭と結びついた室内環境に。
リビング南側の掃き出し窓とキッチンの勝手口からウッドデッキに出入りでき、アウトドアリビング
でもある庭と室内とを自由に行き来するための回遊動線になっています。
ウッドデッキを緩衝地帯とし、室内と庭との境界を薄め、融合させることでリビングが庭とつながる家を実現させました。
クローゼット付きの玄関には出し入れのラクな靴収納
玄関を入ると正面には飾り棚付きの靴収納がある。土間を奥まで進むとシューズクローゼットで、キャンプ用品などを収納している。
フレキシブルに使えるリビング続きの畳コーナー
普段は子どもの遊び場として使われている畳コーナー。床がフラットなのでリビングが広く見える。
ロールスクリーンをおろせば客間に。
デッキへのアクセスもバッチリの見通しの良いキッチン
リビングや庭にいる子どもを見守ることができるキッチン。
勝手口からウッドデッキへ出入りができて、外で食事をするときに便利。
リビングの一部となる階段をディスプレイの場に
階段上り口の余白スペースにはスワッグ(花や葉を束ねて逆さに吊るしたもの)をディスプレイ。階段下のスペースをアーチ型にくりぬき、小さな遊びのコーナーに。絵本を置くと遊び心のある小部屋に。
階段横の小さなデスクコーナー
階段をのぼりきった横にある小さなデスクコーナー
階下の家族の気配を感じながら勉強ができる。
2階ホールはセカンドリビングに
2階のホールはピアノの練習をしたり、ゲームをしたり多目的に使えるスペース。
セカンドリビングとして使用している。
思い出に残る園路
洗い出し仕上げの園路に埋め込まれた葉っぱの形のタイルは、施工時に娘さんがレイアウトしたもの。
一生、幸せな思い出として残るだろう。
庭までが生活空間の一部
ウッドデッキはリビングとキッチンから出入りができる回遊動線。
暖かい気候の時季は、普段の食事もウッドデッキで取ったり、庭にテントを張ってキャンプごっこをしたり。
腰掛けたり寝転がったり、アウトドアリビングとして心地よい居場所にもなっている。