断熱等性能等級とは

断熱等性能等級は1~7段階に分かれており、数字が大きいほど断熱性能が高く快適に暮らせる住宅だと言えます。
断熱等性能等級のランク
等級1:等級2以上に該当しない性能
等級2:熱損失の小さな削減対策をしている
※1980年に制定された基準で省エネのレベルが低い
等級3:熱損失等の一定程度の削減対策をしている
等級4:熱損失等のより大きな削減対策をしている
※2025年以降の新築住宅には等級4以上が義務付けられる予定
等級5:熱損失等のより大きな削減対策をしている
※ZEH基準相当の断熱等性能・長期優良住宅認定基準
等級6:暖冷房に必要な一次エネルギー消費量をおおむね30%削減できる性能
等級7:暖冷房に必要な一次エネルギー消費量をおおむね40%削減できる性能
等級2:熱損失の小さな削減対策をしている
※1980年に制定された基準で省エネのレベルが低い
等級3:熱損失等の一定程度の削減対策をしている
等級4:熱損失等のより大きな削減対策をしている
※2025年以降の新築住宅には等級4以上が義務付けられる予定
等級5:熱損失等のより大きな削減対策をしている
※ZEH基準相当の断熱等性能・長期優良住宅認定基準
等級6:暖冷房に必要な一次エネルギー消費量をおおむね30%削減できる性能
等級7:暖冷房に必要な一次エネルギー消費量をおおむね40%削減できる性能
建築物省エネ法とは

具体的には2025年度を目途に、すべての新築住宅に省エネ基準適合の義務化を進めています。省エネ基準適合の最低基準は等級4なので、今後は等級4以上の性能が必要となるでしょう。
地域区分とは
省エネ基準やZEHなどは、地域区分によって満たすべき基準が異なります。日本は地域により気象条件に差があり、住宅に求められる断熱性能が異なるためです。
地域区分では北海道から沖縄県までを8つに分けており、高山市・下呂市・飛騨市・郡上市は3~5の地域区分に該当します。
地域区分では北海道から沖縄県までを8つに分けており、高山市・下呂市・飛騨市・郡上市は3~5の地域区分に該当します。

建築物省エネ法のUA値
UA値とは、室内と外気の熱の出入りのしやすさを示す値です。UA値は外皮総熱損失量÷外皮総面積で算出でき、数値が小さいほど熱の出入りが少なく高断熱であると言えます。
建築物省エネ法では地域区分により下記のようにUA値を定めており、基準値以下になることが求められています。
建築物省エネ法では地域区分により下記のようにUA値を定めており、基準値以下になることが求められています。

ZEH基準とは

ZEHにはUA値をはじめ一定の基準が設けられており、すべてを満たすことでZEH住宅として認められます。ZEH基準のUA値は省エネ基準よりも厳しく設定されています。

反対に、導入コストや定期的にメンテナンス費用がかかる点は、デメリットと言えます。
2030年を目途に新築住宅でのZEH水準の省エネ性能の確保を目指しており、今後は新築住宅の基準となっていくでしょう。
ZEH住宅については、以下の記事でも紹介しています。
>>高山市で注文住宅を建てるなら太陽光発電のあるZEH住宅がおすすめ!メリット補助制度を解説
>>省エネで快適な生活を送る為に必要な住宅性能とは?高山市・飛騨市のZEH地域区分も含めて解説
HEAT20とは

HEAT20では室内の温度ムラをなくして温度ストレスなく暮らせるよう、冬でも室内の体感温度が10〜15度以上を維持できる断熱性能を基準としています。省エネルギーも視野に入れて基準を設けており、暮らしやすい住宅を目指せます。
HEAT20には3つのグレードがあり、数字が大きくなるほど高水準となります。


デメリットとしては、ZEHと同様に初期費用やメンテナンス費用がかかることです。しかし、光熱費削減や医療費削減に繋がるなど、トータルで見るとコストは回収可能と言えるでしょう。
HEAT20については以下の記事で解説しています。
>>注文住宅の断熱性能により室温が変わる?飛騨地域の高山市での断熱基準ごとのUA値を比較、解説
>>飛騨地域の高山市の気候に合った高性能住宅なら、光熱費やメンテナンス費用もお得に!
高山市・下呂市・飛騨市・郡上市に必要な断熱性能

地域区分は3~5に該当するため、ZEHやHEAT20などの断熱性能基準をまとめると下記のようになります。

高山市・下呂市・飛騨市・郡上市での住まいづくりはR+house飛騨にお任せください

R+house飛騨では随時イベントや個別相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
>>高山市の季節を問わず快適に過ごせるR+house飛騨の断熱性能について、詳しくはこちら!