【四季と棲む家】インナーガレージと中庭のある平屋
夫婦それぞれ車があり、ご主人はバイクも持っているご夫婦の理想を詰め込んだ平屋です。
分譲地の一区画の建築となり、左右の敷地には既に住居が立っている中、どうやって窓を配置するのか、インナーガレージを抜いた居住空間は30坪以内に収めつつ、子どもが3人できても対応可能な間取りをどう実現するのか、平屋でも空からの光を取り込む手法など、考えなければならない条件はいくつもありました。
そういった条件に加え、施主の要望も建築家の藤本先生はしっかりと汲み取り、見事要望を十二分に満たした平屋です。
周囲の視線が気にならない中庭
ただ平屋にするだけではなく、中庭を作ることで周囲の視線を気にすることなく過ごすことが出来るようになっています。ウッドデッキから中庭へ、そして手前側のガレージまで繋がります。
南側にいくつも窓を配置しているため、冬は窓から日射を取得し室内が暖かくなりやすく、光熱費の削減効果も期待できます。
リビングには勾配天井でより開放感を
20帖以上のLDK空間は、勾配天井を採用。縦の空間の広がりでより開放的な空間になりました。リビング併設の和室も用意しているため、親族や友人が寝泊まりする時にも使える便利なスペースです。
ハイサイド窓から天空を切り取る
勾配天井には、連続したハイサイド窓を配置。天空の風景を切り取りつつ、太陽の光を家の中に招き入れ、リビングが暖かく照らされます。
インナーガレージから中庭へと繋がる
車2台分のインナーガレージの中に、玄関の入り口があることで、一切雨に濡れずに車へアクセスができます。また、中庭へと緩やかに繋がる設計の為、雪が多い日でもガレージを通して雪を外に出すことができます。