建坪15坪にワンルーム+吹き抜けで広がりあるLDKを作り出す
日の入り方まで入念に計画され、吹き抜けの土間は寒いとの固定観念を払拭。隅々まで温度差なく快適で「暖かい家に住みたい」との当初の希望も叶いました。
広い玄関・土間・吹き抜けなど、実現したいイメージを建築家に伝え、建坪15坪のコンパクトな敷地に、満足の広さを実現。
中でも大切にしたかったのは、家族の団らんの中心となる、ダイニングの快適性。窓に近くて明るいダイニングは、北欧ヴィンテージの円卓がよく似合うお気に入りのコーナーに。
思い描いていた理想の暮らしを手に入れました。
夏は涼しく冬は暖かな、居心地の良い快適空間
無垢材やモルタル、タイルなどの素材感が光る室内には、センスの良さを感じさせる雑貨が並び、居心地の良い快適な空間が広がる。
ワンルームの中でもダイニングには独立性を持たせて
ダイニングは、2本の柱と壁に囲まれることで安心感が生まれている。フローリングは奥様がサンプルを見て一目惚れしたカバザクラ。明るい色がご家族の雰囲気に良く似合う。
庭へと続くウッドデッキには、緑を加えて生活に豊かさを
ダイニングの前にはウッドデッキ。敷地は南向きに傾斜しているので視線の先が開ける。ウッドデッキを斜面に張り出すような形につくり、庭に下りやすくした。
奥と縦へ続く視線で、実際以上の広がりを演出
玄関では、奥へと連続する土間に沿ってダイニングまで伸びる視線と、吹き抜けで上へと伸びる視線とで、実際以上の広がりを感じられる。階段下も部屋の空間の一部として生かされることで、リビングとダイニングをはじめとした、一階すべてが一つの部屋のように感じることができます。
一階の建坪が、15坪という小さい中、どこまで空間の広がりを見せられるか、感じさせられるかが、建築家の技量が問われる部分です。今回も、見事に開放感あふれる空間が出来上がりました。
白を基調にした清潔感溢れる洗面室
窓の白色を基調にデザインされた洗面室は、女性の多い家族構成を意識し複数人で使用しても悠々と使える広さを確保。収納も扉の無い棚だけのタイプにし、整理整頓がしやすい作りになっている。
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